こちらでは最新の完全ワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリング機能ランキングをお伝えしています。
強いノイズキャンセリングを希望であればハイブリッドANC表記のイヤホンをおすすめします。
騒音(単位はdb)の低減値については参考値であり、公表していないメーカーが多いです。
これは周波数帯によりノイズキャンセリング機能による騒音(単位はdb)の低減値の効果が異なりますのでdb表記で比較することは余り意味がないという理由です。
完全ワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリング機能ランキング
評点は
AA+(最高品質)
AA(高度なノイズキャンセリング)
A+(強め、実用的ノイズキャンセリング)
A(普通、まあまあ)
B+(弱め、音質重視、おまけ程度)
B(ノイズキャンセリングが感じられない可能性有り)
です。
現状では評点がA+以上のイヤホンがおすすめです。
評点AAA(コレ最強)
【最強】Bose QuietComfort Earbuds II(米国)
【POINT】現行では世界最強レベルのノイズキャンセリング機能を搭載しています。人の声が消える、地下鉄の騒音(80db)もかなりの低減。
・ノイズキャンセリング機能は世界最強、ヘッドホンよりもこちらが強い
・イヤホンの音質よりも騒音を消したい人向け
評点AA+(最高品質)
Apple AirPods Pro・第2世代 (米国)
■H2チップによる初代の最大2倍のアクティブノイズキャンセリング(Apple公式)
【POINT】Apple最新のAirPods。ノイキャンはBoseに軍配が上がりますがその他の機能はこちらがバランス感が良いです。
・最新テクノロジーによる初代より最大2倍の騒音を低減する性能
・ノイキャン性能、自然な外音取り込み、音質、マイク性能などバランス感においては最高水準
評点AA(高度なノイズキャンセリング)
SONY WF-1000XM4(日本)
■高音域から低音域までノイズカット、音質を犠牲にしないノイズキャンセリング(SONY公式)
【POINT】音質を犠牲にしない高い技術のノイズキャンセリングが魅力です。
BOSE QuietComfort Earbuds(米国)
■11段階調整のBose初の完全ワイヤレスイヤホンのアクティブノイズキャンセリング(Bose公式)
【POINT】Bose最新モデルではありませんが最新のⅡが高すぎるという方にはこちらもおすすめでしょう。
Apple AirPods Pro・第1世代(米国)
■第1世代でも十分なノイズキャンセリング性能(Apple公式)
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 3(独)
■Hybrid Adaptive ANC(ハイブリッド アダプティブ アクティブノイズキャンセリング)方式
🟨db参考値…-40dB超
【POINT】先代MTW2は(音質優先のため)ノイズキャンセリングが弱かったのですが、3では音質はそのままにノイキャンを強力に改良しました。
・周囲の騒音レベルに合わせてノイズキャンセルの度合いを自動調整する
・フィードフォワード方式(先代MTW2より音質を優先したANC)とフィードバック方式(外部ノイズを打ち消す)を組み合わせたハイブリッド型
評点A+(強め、十分に効果が感じられる)
Anker ウルトラノイズキャンセリング(中国)
■ハイブリッドANC
🟨db参考値…-40dB
Ankerのウルトラノイズキャンセリング、悪くないです。
コスパイヤホンながら機能は高級モデルに近いノイキャン性能があります。さらにSONY規格のLDAC(ハイレゾ)も使えるといった独自色がある強みを持ったイヤホンです。
■Anker Soundcore Liberty 3 Pro
■Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro
どれがおすすめ?と言われると22年発売最新モデルのAnker Soundcore Liberty 4が断然良いです。
今時の完全ワイヤレスイヤホンに付いているありとあらゆる機能を詰め込んで価格が1万5千円切る驚異のコストパフォーマンスです。ガジェット周りの製品は中華製のプライスが異常値です😅
コスパ重視ならAnkerで十分すぎると思います。
Google Pixel Buds Pro(米国)
Googleさんの最新作ですね。米国製のイヤホンは質が高いです。
ノイキャン性能も水準が高く独自の技術で「(スマホ上で)イヤーチップのフィット感の確認」した上でノイキャン性能を最大限に引き出すなど他メーカーを真似するのではなく自社開発した感があって好感が持てるイヤホンです。
ノイズキャンセリングも強いですよね。
Google Pixel Buds Pro(Amazonでの検索)
JBL TOUR PRO+ TWS、JBL LIVE FREE2(米国)
■ハイブリッドANC
日本では余り知られていないJBLですが米国のカルフォルニア州にあり歴史が古くプロ向けのスピーカーを主に作っているメーカーです。
音のこだわりやノイズキャンセリングの性能の高さも定評があり優秀なイヤホンです。
Jabra Elite 5(デンマーク)
■ハイブリッドANC
Jabra初のハイブリッドANC機です。同メーカーのミドルクラスながらノイキャン性能は随一です。
Jabraは他にもノイキャン搭載機がありますがいずれも非ハイブリッドANCですので弱め評価です。
ノイズキャンセリングを重視するなら(現状のところ)JabraではElite 5を推薦します。
パナソニック Technics EAH-AZ60(日本)
■デュアルハイブリッドノイズキャンセリング
メーカー自ら「業界最高クラスの優れたノイズキャンセリング性能を実現しました。(※JEITA・一般社団法人 電子情報技術産業協会基準に則る)」と謳っている程の自信作ではないかと思われます。
ハイブリッドノイズキャンセリングですので総じてこのタイプは強めと判断して問題ありません。
レビューについても良い商品、SONYと比べてもそんなに遜色がないという評価が多いのでSONY程、現在人気がないパナソニックのイヤホンですが価格に見合った十分な性能があると考えて問題無しです。
AVIOT TE-D01v(日本)
■ハイブリッドANC
🟨db参考値…-50dB
前モデルのAVIOT TE-D01tよりもノイズキャンセリング機能がやや改善されたモデル。
AVIOTのこのシリーズはノイキャン性能は実用的ですが外音取り込みなどはぜんぜん使い物にならない印象です。
バッテリー持ちが異常に長い(イヤホン単体で18時間)のが売りなんですがバッテリー自体がヘタレやすくAVIOTはまだまだ穴が多いです。。
ノイキャンの威力は高いです。イヤホンがカワイイ、そこが推しかも。
Audio Technica ATH-TWX9(日本)
■ハイブリッドANC
🟨db参考値…-40dB
フィードフォワード方式とフィードバック方式のハイブリッド・ノイズキャンセリングシステムになっています。
3万円と高いだけあってノイズキャンセリング一つ取っても複雑な構造になっています。
■パーソナライズ・ノイズキャンセリングシステム
両耳にイヤホンを装着時、検査音を出力し、装着の状態で変わる音の特性を内蔵マイクで収音します。その結果に応じて、ユーザーごとにパーソナライズされた最良のノイズキャンセリング性能が適応されます。
■オプティマイズ・ノイズキャンセリングシステム
イヤホンが周囲環境の騒音レベルを計測。自動的に最適なノイズキャンセリングの特性が適用されます。
ATH-ANC300TWが同様のハイブリッドノイズキャンセリングシステムで価格が安いのですが、…型が古いので余りおすすめではありません。
DENON AH-C830NCW(日本)
■ハイブリッドANC
デノンのHI-FIサウンドが魅力の同メーカーによる初のノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンです。
日本製で値段はそこそこで質感の高いイヤホンになっていると思います。
”音が良いタイプなのにノイキャンも良い”ということでおすすめの逸品となっています。
HUAWEI FreeBuds Pro 2(中国)
■トリプルノイズキャンセリング
🟨db参考値…-47dB(公表値)
HUAWEIの最新作のワイヤレスイヤホンです。
珍しく公表値をdBで出していてこちらが-47dBでトップクラスの値を出しています。
AppleやSONYと比べるとやっぱりノイキャン性能はまだまだ落ちるが、けっこう性能が高いという評価が多いです。
政治的には問題があった同メーカーですが技術的には非常に高いものがあります。
評点A(普通、まあまあ)
ゼンハイザー CX Plus True Wireless(独)
ノイズキャンセリング無しタイプもあるゼンハイザーの中間モデルです。
ノイキャンは強力なタイプではなくおまけ程度に考えた方が無難です。
ゼンハイザーは音が良いのが売りですから強いノイキャンを求めるのはやや間違っている気がします。上位モデルに関してはノイキャンが強いです。
BANG & OLUFSEN Beoplay EX(デンマーク)
ノイキャン自体はそんなに強くないです。普通レベル。
音が良いのとおしゃれさを楽しむメーカーなので強力なノイキャンを求めるべきではありません。
Sudio E2(スウェーデン)
■ハイブリッドANC
スウェーデンのメーカーでSudioのE2という最新作。
このイヤホンに限ってはハイブリッドANCを採用していてこれまでのノイズキャンセリングより強くなって実用性が高くなりました。
お値段は1万円中盤でミドルクラスに見合った機能を備えているなといったところです。
1MORE ComfoBuds Mini
🟨db参考値…-40dB(公表値)
寝ホンなので本格的なANCを期待するとやや肩透かしかもしれません。
ただ-40dB(公表値)というだけあって同メーカーでは最も高いノイキャン効果のある自信作であると言えるでしょう。
マルチノイズキャンセリングモードが搭載されていてノイキャンにこだわりが感じられます。
AVIOT TE-D01t
■ハイブリッドANC
🟨db参考値…-50dB(公表値)
すでにTE-D01vへ代替わりしていて生産終了モデルに近いTE-D01tです。
割りとノイキャンは強めだと思うんですがそんなに評判が宜しくないので控えめに評点Aとしました。1万円くらいなのでそんなもんですよね。
AVIOT TE-BD11tは同じモデルで上位モデルです。
SONY LinkBuds S(日本)
SONY公式見解としてはWF-1000XM3と同等のノイズキャンセリング機能ということで最新機種の割には古い機種と同等の性能のノイキャンなのか…と中途半端なイメージです。
人によって評価が分かれるノイキャン性能ですが”強い”とは言い難いのは確かでしょう。
LinkBuds Sが最新機種だけにWF-1000XM3と同等ですがこちらがおすすめです。
SONY WF-1000XM3(日本)
2019年発売モデルで当時としてはノイキャン性能が「かなりのもの」という評価は間違いではなかったと言えそうです。
今基準ですとちょい弱、平均的なノイキャンになります。
まだ新品で販売されていますがノイキャン重視派の方はこちらではなくWF-1000XM4が良いと思いますよ。
ヤマハ TW-E7B(日本)
結論から言えば「音は良いんだけどもノイキャンは弱め」というキャラです。
やはりこのA(普通)クラスで高い日本製イヤホンは音が良いです。ただノイキャンは弱めなので何を求めるか?で購入判断が違ってくるでしょう。
EarFun Free Pro2、EarFun Air Pro2(中国)
🟨db参考値…-40dB
EarFunは中華製コスパイヤホンです。2になってから良くなったという評価。
(EarFun Free Proのノイキャンは良くない)
こちらがAnkerのように安いけどノイズキャンセリングがまあまあという良品です。
外観がちょいダサなところは気になりますが7,990円で割りと使えるノイキャン搭載でコスパに優れます。
違いはカナル型かうどん型かの違いです。中身はほぼ同じ。
Bowers & Wilkins B&W PI7(英国)
英国のハイエンドな音響メーカーBowers & Wilkinsの完全ワイヤレスイヤホンです。
ノイキャン自体は音重視の自然な仕上がりで強いとは言えません。
音にこだわりたい方のためのイヤホンなので騒音をシャットアウトしたいというような用途で購入するのは控えたほうがよろしいかと存じます。
Marshall MOTIF A.N.C(英国)
ギターをやっている人なら必ず聞いたことがあるギターアンプで有名なマーシャル初のANC付きの完全ワイヤレスイヤホンです。
ノイキャンに関しては普通のアクティブノイズキャンセリングで可もなく不可もなくといったところでしょう。
ただ「1回の充電で最大約4.5時間」や「見た目は良いが作りがチープ(Amazonレビュー)」、「タッチセンサーがシビアすぎ(Amazonレビュー)」など比較的作りの荒さが感じられるレビューが多いです。
それでも許せるMarshallファン向けイヤホンですね。
B+(弱め、音質重視、おまけ程度)
SOUNDPEATS T2、AIR3 PRO、Mini Pro(中国)
🟨db参考値…-30dB(T2)、-35dB(AIR3 PRO)、-35dB(Mini Pro)
※いずれも公表値
SOUNDPEATSさんですが非常にお安い価格となっているんですがノイキャン性能に関しては今どきでは若干弱めです。
やはり公表値が最近の機種ですと軒並み-40dBとなっていてSOUNDPEATSさんは控えめな数値になっていますよね?正直なところは高評価です。
今Amazonで5,000円台でセールで売っていますので強いノイキャンを求めるのは難しいとは思います。
JVCケンウッド HA-FW1000T(日本)
アダプティブノイズキャンセリングを採用していてノイキャン自体は弱めです。
このイヤホンは高く(3万円台)、音質に特化したイヤホンであることが重要でしょう。
アダプティブノイズキャンセリングもあくまでも音質を追求した形で使われていて音質を損なうような強力なノイキャンは採用されていません。
ですから(価格が)高いので強いノイキャンも期待するというのは間違っていると言えます。
エレコム LBT-TWS13(日本)
ノイズキャンセリングが感じられないということはない、という評価。
価格が安いだけあってそれほど多くをするべきではないと思います。
今Amazonだと4,700円程度ですので日本製と考えると割りとお値打ち品です。
ゲオ GRFD-TWS HT03(販売:日本、製造:中国)
たぶんQCY HT03のOEMです。
ノイズキャンセリングは前のモデルよりも良くなっていて実感できるレベルにあるという評価が多いです。
かなり安くて人気なのかAmazonでは現在品切れです。品切れっていうか直販モデルになった可能性もありますがその辺の事情は不明です。
B(ノイズキャンセリングが感じられない可能性有り)
OPPO Enco Air2 Pro(中国)
スマホで有名なOPPOのノイキャンイヤホンです。OPPOらしくリーズナブルな価格設定で品質は良い水準にあるのです(同社のスマホのような安くて良い感じ)。
ただノイズキャンセリングに関しては効果が感じられないくらいに弱い評価が多いです。
普通にワイヤレスイヤホンとして使うならぜんぜん有りでしょう。
EarFun Air S(中国)
🟨db参考値…-30dB(公表値)
ノイキャンが全く効果がないというレベルではないものの弱いという評価が多いです。
価格が安いほうが良いという方向け。イヤホン自体は悪くない性能です。
ゲオ SWE-HT01(販売:日本、製造:中国)
たぶんQCY HT01のOEMイヤホンです。
この時点で嫌な予感しかしませんがANCの効果が感じられないという方が多いです。
ブログ記事では酷評はないのですがAmazonレビューがやばいことになっていて酷評の嵐です😅
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