完全ワイヤレスイヤホンにはマルチペアリングとマルチポイントというモノがあります。
…というのもマルチポイント接続ができる完全ワイヤレスイヤホンは限られるので私が持ってなかったから知らなかったのです。
マルチペアリングとマルチポイントの違いについて
まずマルチペアリングとは各機器に何個も自分の完全ワイヤレスイヤホンを登録できる機能です。
例えばスマホとPCとテレビとスマートスピーカーなど多くの機器に自分のイヤホンを登録することができるというのがマルチペアリング機能です。
実はコレただ登録できるという機能です。
しかしマルチペアリング機能が無いイヤホンですと一回、一回登録を削除してから他の機器に登録をし直す作業が必要になってきます。
これはかなり面倒くさいですよね。
このマルチペアリング機能は最近の完全ワイヤレスイヤホンであれば付いていると思います。
ただ中華製の格安イヤホンだと付いていない場合があるので確認した方が良いでしょう。
マルチポイント接続とは何か?
次にマルチポイント接続ですがこちらはイヤホンを複数の機器へ同時にBluetoothを繋げることができる機能です。
例えば今PCにBluetoothを繋げているとしましょう。マルチポイント接続ができるイヤホンであればスマホにも繋げることができます。
なぜ2台同時に繋げる必要性があるのか?と言えば正直普通はないように思えます😅
ただPCでゲームをしていてヘッドホンしていてそれと同時にスマホにもBluetoothでイヤホンを繋げていれば着信があった時に聞こえなくてスルーせずに済むということかなと思います。
あとはスマホを2台同時に接続することも可能です。
仕事用とプライベート用にスマホ2台持っている人がいるようですがどちらにもイヤホンに繋げておくことは可能ですね。
ただ何のためにそんなことをするのかは不明です😅
ネットでそういう記事を見たので一つの例としてここでもスマホ2台同時接続可能!と紹介しましたが「そんなことをする必要あるのか?」と書いていて強く思いました。
マルチポイント接続って一体何に役立つの?
マルチポイント接続はこうして考えてみると実際のケースでは役に立たなそうです。
スマホ2台に同時にBluetooth接続するって言われてもそんなに頻繁に電話がかかってくるなら普通に目の前に置いておいて着信が来たら出ればいいじゃんて思います。
ただスマホなどで音楽を聞いていたら、ゲームがしたくなったので今度はPCにBluetoothを繋げたいというケースがあるとしましょう。
その場合にマルチポイント接続ですと同時にBluetoothを繋げているのでいちいちBluetooth接続を切ってから繋げるという作業が不要です。
このBluetoothの切り替えがとても簡単なところがメリットでしょう。これは便利な機能です。
Bluetoothはいちいち切って繋げるという作業が面倒な部分ですからね。
ただマルチポイント接続は発展途上の技術でイヤホンの仕様として2台までがマルチポイント接続可能というモノが多いです。ですから部屋の全部の機器に同時接続していて次々にBluetoothを切り替えていくというイメージですとそれは難しいでしょう。
またマルチポイント接続が複数できるからと言って同時に何個も繋げていると接続が不安定に鳴りやすいと言われています。
Appleは自動切り替えが可能、特殊です
Apple AirPodsにはマルチポイント接続はありません。
しかしApple製品同士※1であれば音楽を再生すると自動でBluetoothを切り替えてくれます。※2
※1.同じiCloudアカウントを使っているAppleデバイスのみ
※i2.OS 14で追加された機能です
ですからiPadに繋げて動画を見ていたとします。音はBluetooth接続でAirPodsで聞いています。
しかし音楽が聞きたくなってiPhoneで音楽を再生したとします。すると自動でBluetoothが切り替わるという優れモノです。
こちらは前述の通り同じiCloudアカウントを使っているデバイスだけの切り替えになりますので当然Apple製品以外はNGで相変わらずAppleは汎用性に欠けますが技術性は高いですね👍
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